不登校で悩んだ話①の続きです。
先生が原因ってどう言う事?
頭の中大混乱でした。
その前になぜ先生が原因なのか分かるまでの話しを書きます。
しっかり子どもと向き合って、色んな事を試してみたら、少しずつ自分が何が嫌なのかを理解していくようになりました。
と言うのも娘自身が一体自分は何が嫌で不登校になっているのかをはっきりとは理解していいないようだったのです。
夜は学校に行きたいと言うのに朝になったらだめ。
最初は朝起きるのが辛いのかなと思い、家族みんなで早く寝て、
みんなんで早く起きるという事にチャレンジしてみました。
朝の5時には起こします。
そして時間をかけて家族で朝ご飯を食べながら、おしゃべりする時間を作りました。
起きたては機嫌が悪いのですが、すぐに機嫌も良くなり、たくさん話してくれました。
そして時間が6時、6時半、6時45分と進むうちに段々と無口になっていく娘。
目の前で落ち込んでいく娘の姿を見ていると悲しくて辛くて、怒ると言う感情より、
可哀想になってしまします。
行かなくても良いよ。
今日は休んでゆっくりしよう。
そう声掛けしてしましそうにもなります。
ま、一応登校させるのですが、まぁ動かないですね。
仕方ないので妻が自転車で送って行く。
これを繰り返し繰り返し。
もしかしたら朝ごはんに大好物が出てきたらテンション上がって、機嫌も良くなって学校にも楽しく登校できるのでは?
そう考えて、朝早くからサンドウィッチを作って車に乗ってドライブして、
公園でサンドウィッチ食べてみたり、
朝マックのドライブスルーでホットケーキを買ってドライブしながら食べてみたりと、
色んな手を尽くしてみましたが、最終的に笑って登校する事はありませんでした。
もうすぐ夏休み。
夏休みに入れば一旦休戦ですが、せめて夏休み前には不登校を治したいとこの時は考えておりました。
長い夏休みですから、そのまま永久に不登校なんて事になりそうな気がして不安で不安で。
毎日が戦いでしたから、夏休みの休戦は少しほっとしたと言うのも事実です。
この頃は周りの大人はみんな必死でした。
一つだけ言える事は、誰一人として、放置しておけばなんとかなると言う考えの大人はいませんでした。
なんとかこの子を笑って登校させてあげたいと真剣に向き合っていました。
少しずつ少しずつ娘の様子が変わってきます。
これが嫌だった。
あんな事言われた。
しんどかった。
何かを否定する発言が増えてきました。
そしてその否定する発言の時に必ず絡んでいる人間がいました。
担任の先生です。
今更言うのもなんですが最初から自分の中ではもしかして?
と思ってはいたのです。
この頃の娘の様子を見ていて、その考えが確信へと変わりました。
子どものケンカもそうですが、いじめや仲間外れなどの原因の一端に必ずと言って良いほど大人が存在していると思いませんか?
学校や習い事の中で子ども達が揉めている時に気づかない大人も多いし、
そもそも大人の発言がきっかけで子ども達に波及していく事が多い。
でも今回のうちの娘の場合は、そんな事ではなく単純に担任の先生の言葉に傷つけられていたって事だったんです。
うちの娘は3月の終わり頃の生まれなので、少し同年齢の子と比べると勉強もスポーツも遅れていました。
早生まれの洗礼的なものをまともに受けてた訳ですね。
でもこればっかりは仕方ないですよね。
担任の先生はまだ若く、一生懸命にやってくれていたのだと思います。
その一生懸命さが裏目に出たのか、元々そう言う性格なのかは今もわかりません。
(その後の担任についたクラスでも問題を起こしているようなので、
おそらくナチュラルにキツい先生の可能性が高いと思います。)
まぁ妻は怒りましたがグッと堪えて話し合いです。
学校の先生皆さん巻き込んでの話し合いです。
(ちなみにわたしは仕事の為不参加でした・・・・・・。ここからは参加した妻から聞いた話しです。)
話し合いが始まり原因が担任自身なのだから、どうか改めて欲しいとお願いしましたが、担任の先生は自分の非は一才認めません。
先生としては数十人いるクラスの一人かも知れませんが、こちらとしては大切な娘なのです。
一秒でも早く笑って学校に行かしてあげたいのに、先生自身が認めて改めてくれないのです。
最終的はベテランの先生や校長先生にまで諭されてやっと、学習指導を改めていきますとの事になりました。
ちなみにベテラン先生達は初めからなんとなく気付いていたようで、
担任先生が校門に出迎えない方が良いよ的な事を軽く助言していたようなのですが、
そもそも自分自身の言葉が子どもを傷つけている事に気づいていない担任先生は、
益々逆の選択をしてしまう。
でもこの話し合い以降、娘の不登校は徐々に本当に少しずつ少しずつ落ち着いて行き、
最終的には夏休み以降もかろうじて登校できました。
運動会でのダンスを見た時は家族みんな泣いてましたね。
続く